しらべるくんです。
このページは、私が以前買取会社で働いていたからこそわかる、消費者の方が根本的に、最高額で車を高く売る方法、そしてその理由を書きます。
ボッタくりに絶対に合わない様にしっかり高く売りましょう。
本物の情報
をお届けします。
一生得をする、一生損をしない売り方、知識をこのページですべて伝えます。
なので、ちゃんと読んで欲しいです。
みなさんが車を売る時の選択肢として、以下の2つに絞られるでしょう。
・買取店やディーラーでの買取や下取り
・車売却サイトを利用して売る
まず、当たり前の原理原則を理解してください。
消費者 ⇒ できるだけ高く売りたい
業者側 ⇒ できるだけ安く買いたい
これがすべてです。
高価買取します!とかテレビやネットで出てますが、信じなくていいです。結論はすべてこの原理になります。高く買取してくれるのかな?という期待を持たせないと集客ができないからそう言ってるだけです。広告をしているだけです。
実際の商談になれば、可能な限り安く買います。期待はすべて捨ててください。消費者と業者にとってお互いがウィンウィンになるという事はあり得えない、そこだけは断言しますので心に刻んでおいてください。
絶対ダメな売り方
私が買取店で働いていた時に、一番楽なお客さんは、その会社に一定の信頼があってきてくれるお客さんでした。なぜなら簡単に安く買えてしまうからです。正直胸が苦しかったです。100万円以上の利益を取ってしまった事は幾度もありました。買取した車は、9割以上次の週の業者専用のオークションに出品します。
買取したら、すぐにオークションに出品します。右から左に流すだけ、その作業で数十万、時には100万円、200万円ほどの利益を上げます。一般の方では知らない海外需要があるため、古い車や走行距離が多い車やボロボロの車でも、凄い高値が付くという事が頻繁にあります。海外では新しい車の輸入を禁止している国もあって、モノによっては新車以上の値段がする車もあります。
みなさんが最も信頼しそうな業者と言えば、やはり新車ディーラーさんだと思います。ただ下取り価格はとても低い事がほとんどです。もうドル箱商売です。残念ながら、日本人の車売却先として未だに最も多いのが新車ディーラーでの下取りです。
くどい様ですが原理原則は、可能な限り安く買いたい それだけです。みなさんが逆の立場に立って考えれば、瞬時に理解できるはずです。期待は1ミリも持たない、ゼロにして下さい。
色々ネットで情報を知っているから大丈夫?
甘すぎます・・
昨今、様々な方がYoutubeやSNSで情報発信をしています。確かに素晴らしい情報に触れる事ができる様になったと思います。
様々なネットでの車売却サービスが浸透して、本当に車を高く売れる時代になったと思っています。
ですが、
このネットの車売却サイトは、当然広告料として車屋さんからお金を頂いています。中には言えない位高額な広告費を取っている車売却サイトがあります。
消費者には見えない広告費
この莫大な広告費のしわ寄せが、皆さんの車の買取価格に影響してきます。
本当は300万で買取できるのに、広告費で30万円取られるから270万円が限界値になる。こういう事が、大手のネット会社が運営する車売却サイトで行われていたりします。
私は、買取会社だけではなく、プラットフォーム側の利益構造も知っているので、皆さんに車が真に高く売れるサービスだけを紹介しています。
本当は、〇〇というサービスは絶対に使っちゃダメ!なぜならこういう理由があるから!って書きたいのですが、そこまでは非公開情報のため書けません。というよりも、いくら広告費を取ろうが、それは悪という訳ではなくその会社の方針な訳ですし、あくまで消費者に立った場合におすすめしないという事だからです。
そこで大事なのは以下2点です。
プロの業者相場を貴方が知る事
最良の売却サイトを使う事
これをお伝えします。
ぼくが一番いやなお客さん
私が買取店で働いていた時に、一番いやなお客さんに、あなたがなれば良いという事です。
嫌なお客さん = 安く買えないお客さん
です。
結局は、やはり競合させる、比べるという事が重要です。ネットで検索すると、ウザいくらいに出てくるのが車の一括査定サイト(使い方が重要)です。「なーんだ」と思うかもしれませんが、あのサービスをよーく業者の立場に立って考えてください。めちゃくちゃ業者にとってはえげつない仕組みです。
一括査定サイト以外にも、後ほど2種類紹介します。
利用したことがある人は、「けっこうあれめんどくさいんだよね」と思うかもしれません、ただこれを乗り越えないとボッタくりされるだけです。
実際業者はもっとめんどくさいです。売るかどうかも解らないお客さんに、広告費を払って、わざわざ家まで出向いて査定をする訳です。たとえ成約できなかったとしても、広告費を払わなければなりません。あなたも多少めんどくさいでしょうが、これはお客さんのために作られたサービスなので利用しない手はありません。実際に私自身が一番いやなお客さんが、一括査定を利用するお客さんでしたから、一括査定経由のお客さんだと身構えるし、ガッカリします。
ただ、一括査定は使い方に気をつけてください。
業者サイドは、一括査定経由で来たお客さんに対して、対策を練りに練っています。一括査定サイトのホームページを見ると、
・複数に比べて最高額で売ろう!
・A社100万 B社110万 C社125万 D社134万
・ネットで一回入力するだけ
・かんたん見積もり
こんな文言がどの一括査定サイトにも書いてあります。お気楽なイメージですよね。
反対に、業者サイドは比べる気満々のお客さんに対して、絶対にいい様にされてたまるかという作戦をあらゆる場合に備えて用意しています。一概にこれを利用するだけで高く売れるのかと言うとそうでもありません。ではどのようなコツが必要なのかと言うと、非常にシンプルで、コツは二つあります。
コツ①
絶対に即決しないでください
「今しかこの金額はでない!」
「今日決めてもらったら100万円出します!」
「今が一番相場が高いです!」
「来月にはかなり相場が下がります!」
「即決がムリならこの金額は出せません!」
面白いくらいにこういった言葉を聞くと思いますが、即決しなくてもいいです。
嘘なんで
結局のところ、すべての買取金額(下取り)というのは、業者オークション相場を元に算出しています。業者オークションは、世界の相場を反映しています。
日本中の業者さんや、世界中のバイヤーが、日本の業者オークションで車を落札しています。
これがすべてです!!!!!
※ ガチのレアな旧車や、超高級輸入車などは除きます。そもそも相場が無いです。
特に、日本人が乗った中古車(輸入車も)というのは世界で圧倒的ナンバーワンの人気があります。車検制度があり、少しぶつけただけで保険で直す、運転が荒くない。そういう良質な中古車を買い付けに世界中のバイヤーが日本の業者オークションで買い付けに来ています。
つまり、
業者オークション相場 = 世界相場
になります。
「アルファードは直接マレーシア輸出してるので当社は強いです!」
こんなHPの広告文や、営業トークがありますが、実際直接輸出していなくて、結局業者オークションに転売してるだけやんか。こんな事例も多々あります。
つまり、業者オークション相場を知っているからこそプロの業者なのであって、皆さんもそれを知れば良いだけという事です。
それが次のコツになります。
コツ②
業者オークション相場を知っている事
これを知っていれば、1つの買取店で売ろうが、新車ディーラーの下取りであろうが、一括査定であろうが、相場と乖離してたら売らなければ良いだけの話です。
相場より低ければ必ず買います!
相場が300万の車があったとします、280万で買ってください、とその辺の中古車屋さんに行けばあっけなく買ってくれます。
(オークション出品には経費が掛かるし、相場の変動があるので290万で買取すると考えると損する可能性があります、280万だと安心して買取できるのであっけなく買います、という一例です)
ちなみに新車ディーラーさんは、新車販売で儲かってるのでそこまで下取り金額を頑張らない事が多いです。280万でも断られるかもしれません。
いずれにしても、
業者オークション相場を知っていればいい訳です。
業者オークション相場を知るには?
ここで気をつけてもらいたいのは、「相場が知れる!」みたいな広告文句を書いてる車売却WEBサービスです。
こういう所は、往々にして加盟店である車屋さんに忖度しており、実際の相場よりも安い金額を表示していたりしますので気をつけて下さい。
おすすめは、ココナラ というサービスを利用する事です。
テレビCMでやっているのでご存じな方も多いと思いますが、簡単に言うと、「個人のスキルの売り買いをするサイト」になります。
動画の編集やりますよ~
デザイン作りますよ~
ホームページ作りますよ~
占いしますよ~
税務相談しますよ~
恋愛相談しますよ~
みたいな感じです。
ココナラのサイトで、「車 相場」と検索してみて下さい。
すると、車屋さんや、買取店の社員などが副業で、業者オークション相場を調べる方が複数でてきます。
1000円~3000円など、有料になりますが、ちゃんと調べると安心して車の売却をする事が可能になります。
ただ、相場の依頼をする前に、以下の点を注意して依頼して下さい。
・消費税込みなのか、別なのか
教えてもらった業者オークション相場が、消費税込みなのか、別の金額なのか聞いてください。
皆さんが買取店やディーラーに売る時というのは、すべて「消費税込み」の金額提示をされます。つまり振込される金額です、手取りの金額です。
業者オークションの落札金額(相場)は、消費税が別(車両本体価格のみ)で表示されるんですよ。
殆どのココナラ販売者の方は、消費税込みなのか、別なのかを説明してくれるとは思いますが、説明し忘れる方も居ると思いますので、こちらも念のため聞くようにしてください。回答を貰った後に聞けばOKです。
※ 私用で使ってる車の場合、消費税申告義務はありませんので、買取金額に含まれている消費税も皆さんは受け取って良いものになります。
で、相場を知ったら、
正直その辺の中古車屋さんに行って、相場が300万の車であれば、「290万で買ってください~」って言えばOKです。
でも、皆さんはこれでも納得しないですよね?笑
私は万単位のお客様と対峙してきたので、良く理解できます。
買取店をずっとやって来て思うのは、
皆さんは、高く売りたいのは大前提なんですが本当に求めている事は、
納得感がある金額
ですよね?
騙されたくない、本当に納得して、可能な限り良い金額で売りたい。
これだと思っています。
ここまで読んで頂いた方は、悪く言えばケチ、良く言えば賢い方です。納得感がないと売りたくないですよね?むしろ賞賛します。
そして、ココナラで聞いた相場を元にして、以下の私がおすすめする車売却サービスを利用して、更に納得感を得て頂き、真に高く売れたと心から思える車売却体験をして下さい。
「一括査定サイト」3つ
「オークションサイト」1つ
「個人売買仲介サイト」1つ
をご紹介します。
一括査定サイト 3サイト紹介
① カーセンサー
まず、カーセンサーの一括査定です。一括査定サイトでは加盟店数が一番多く、1500社さんほどが加盟しています。正直買取店で働いていた時、カーセンサー経由のお客さんが一番いやでした、競合が強いので・・
なぜかと言うと加盟店が欲しい車種を選ぶ事ができるので強い会社さんが集まる傾向があります。軽自動車やミニバン、輸入車専門店、スポーツカー専門店、輸出業者さんも加盟してたりするので、強いのなんの。なかなか私は買取できませんでした=嫌な客・・でした。サイトの入力途中で加盟店一覧が表示されますが、聞いた事が無い無名の会社さんが表示されますが、そういう会社が強いです。
大手がめっちゃ少ないです。そもそも大手よりも専門店の方が強いからです。
あと、入力画面の途中で「任意項目」という箇所がありますが、そこでコメントを書く事ができます。「メールで連絡してください」と書けば、全部ではありませんがメールで対応してくれる確率は増えます。あとカーセンサーは住所入力が郵便番号しか入力しない為、番地までバレません。もちろん査定に呼ぶときは住所を電話やメールで教えます。
それだけカーセンサーはやってやる!という強者が集まってる一括査定サイトです。
また、カーセンサーの入力画面で、下記の様な項目を一番最初に選択しますが、
必ず上記の画像の「一括査定」を選択してください。「オークション」はまったく別の会社のサービスになります。これは後ほど説明します。
運営会社:株式会社リクルート
② ズバット車買取比較
ここは老舗で、車の一括査定サイトを日本で一番最初に始めた会社です。もちろん古ければ良いという物ではなく、やはり重要なのは加盟店数ですけど、だいたい300社(加盟店数ランキングはたぶん4位)ほどです。カーセンサーに比べると約5分の1なんですが、基本大手や地場の有名店が多く参加しているという特徴があります。
大手ではないと不安・・という方にとってはいいかもしれません。実際の買取金額はカーセンサーと数万くらいしか変わりませんし、時には大手の方が高い場合もあります。正直一括査定サイトは、「相場を知っていれば」ここまで説明しといてなんですが、どこでもいいです。
あと特徴は、「大体の値段をおしえてくれる」と言う点です。
申込が完了すると、ウェブ上で上記の様にだいたいの金額を教えてくれます。直近のオークション相場から連動して算出しているように思います。ただ、多少加盟店の利益を加味してる部分があるかもしれませんので、その点は参考程度として見てみてください。
運営会社:株式会社ウェブクルー
③ MOTA(モータ)
一括査定サイトの営業が嫌だ、という方にとってとても良いサイトです。
加盟店数はたぶん3位ですが、以下の特徴があります。
・電話が殺到しない(最高額を提示した上位3社だけ 電話する権利あり)
車の登録をすると、「申し込みをした翌日18時」に、各社の査定価格を先に画面で提示してくれます。その間営業は一切受けません。そして上位3社(最大)だけに交渉権が与えられるという仕組みです。
・高く売れる
上記の仕組み上、高い値段を提示しないと交渉権を得られません。上位3社は提示した高値、つまりギリギリの価格帯で交渉がスタートしますので、必然的に高額売却が可能です。
そして先に値段を提示しなければならないというルールが買取店には非常に苦しいシステムであり、安く仕入れる事がまず無理な仕組みの中で戦う事を覚悟で参加している加盟店ばかりなので強いです。加盟店一覧を見ましたが正に猛者の集合体です。
大手の直営店がほぼ参加してない点が、正に安く買えない場所である事を証明しています。と言いたいところですが、逆にこのシステムが厳しすぎるので、最初に高い金額を提示しといて後から下げて来る、なんてケースも、稀ではありますが実際あります。
ただこれも相場を知っていれば何も問題無いですよね。高すぎたら怪しい会社だと思った方が良いです。
売る売らないは自由なので、複数業者が競合してくれたらとても高く売れます。もちろん多くの会社が他社と比べられたくないため、商談時には即決を迫ってきますし、原則安く買いたい側と、高く売りたい側の戦いでですので、しっかり比べて売りましょう。
また、お申込みをすると、MOTAさんから、MOTAオークションに出品しないか?と提案される事が出てきているみたいです。
これ、次のおすすめオークションサイトで説明しますが、正直あまりおすすめしません。個人的には一括査定を利用してガチで対面で売った方が良いと思います。
運営元:株式会社MOTA
また、4つ目を敢えて紹介しますが、
事故車と商用車については、日本で唯一一括査定サイトを運営しているのがカービューです。
「事故現状車の一括査定」と、「商用車の一括査定サービス」があるのが特徴です。
これらは相場を知るのが難しいので、査定依頼をした後にガッツリ交渉して売ってください。
運営会社:LINEヤフー株式会社
オークションサイトで売却
2015年くらいから、車オークションサイトが登場しました。
これはヤフオクの様なプロやセミプロが活用するオークションとは異なり、消費者がラクにかんたんに出品できるサイトです。書類も入金も車の引き取りも、ぜんぶ運営サイトが代わりに対応してくれます。
皆さんは、自宅に居ながら、車に乗りながらオークションに車を出品できます。そこで最高額で落札した会社に売れば良いだけ。本当に手間もなく、手取り足取りなんでもやってくれます。営業されないし、ラクだし、最高のサービスです。
・まず査定を受けます(営業されません)
・査定表を作成してもらい写真を撮ってもらいます
・出品
・必然的に最高額で落札
めっちゃ良いサービスです。
ただ、デメリットが3点あります。
・加盟店はノールックで車を買う
ノールックで車を買うのは怖いですよね?これは業者も全く一緒です。査定ミス、査定しても解らない部分というのがあります。プロの業者オークション会場でも、基本現車確認をする事が基本であり、何かあっても自己責任というのが業界の常識となっています。
そのため、ノールックオークションだと躊躇して入札してしまうので、比較的新しめの車を出品するのがおすすめです。ただ古い車であったとしても、セールスポイントにちゃんと整備してきた履歴を書いたり社内外の詳細など、大切に乗って来たアピールをすると良いです。業者サイドは、所有者の方の歴史を知ると本当にありがたいし、助かります。(ただ、セールスポイントが異なっているとクレームになる事があるので、事実をちゃんと書くのが大事です)。
・加盟店の成約料が高すぎる
オークション売却サイトは複数ありますが、私は1社だけをおすすめしています。
なぜかと言うと、加盟店が落札した時に運営サイトに支払う「成約料」がめっちゃ高いサイトがある点です。つまりこの広告費のしわよせが落札金額に反映されるという訳です。
これは具体的には書けません・・なので、最も良心的な価格で収めているオークションサイトを1社紹介します。
ここはおすすめします。
加盟店の成約料が安い、加盟店数が一番多い(8000店以上「たぶん社数にすると6000社くらい?」)、と言う点です。消費者の事を考えてとことん作ったというサイトです。
他のオークションサイトは、落札価格が上がれば上がる程、成約料が比例して高くなりますが、ユーカーパックさんだけは上限があり、途中で成約料が打ち止めにしている点がとても良心的です。これも書けませんが、仮に2000万円の車でも、20万円行かない成約料です。
高い、と感じる方も居るかもしれませんが、他のとある有名オークションサイトは比較にならないとんでもない金額です・・
・勇気が必要になります
すべてのオークションサイトは、出品する時に「最低落札価格」を設定します。
仮に、300万で落札予想される車があったとしても、200万~250万に最低落札価格を設定しないと競り合いになりません。その場合オークションは流札してしまいます。その場合商談が入ったりするのですが、加盟店はなるべく安く買うために商談で少しでも安く買うために交渉しようとしてきます。
「300万の相場なら、290万で最低落札価格を設定すればいいじゃないか」
そう思うかもしれませんが、オークションと言うのは低く最落価格を設定しなければセリになって最高額で売る事はできないんです。
ヤフオクでも業者オークションでもそうです。最高額で売るには、最落価格を安く設定する勇気が必要になります。
一括査定で営業されたくない、対面商談をしたくないという方は、こういう注意点を考慮してユーカーパックで出品されると良いでしょう。
個人売買(仲介)サイトで売る
2020年頃から出てきたサイトです。
カババ というサイトです。変な名前ですが。
プロから見てもすんげー良いサービスを作ったなあと思いましたし、実際利用した方から「とても良いサービスを教えてくれてありがとう!」というお声もたまに頂きますのでとてもオススメします。
どんなサイトか簡単に言うと、
「次のユーザーに直販する仲介をしてくれます」
通常は、
ユーザー ⇒ 買取や下取り ⇒ 業者オークション ⇒ 車屋さん ⇒ ユーザー
この様な流通経路を辿るのですが、
カババさんは、
ユーザー ⇒ カババさんが仲介 ⇒ ユーザー
非常にシンプルで、明らかに中間コストが無いため高く売れるのが理解できると思います。
ただ、プロの視点でメリットとデメリットがくっきりしていますので、該当する方はとてもおススメします。
<メリット>
・最高額で売れるという事
カババさんは、いわゆる自動車のフリマサイトを運営しています。
つまり、グーネットやカーセンサー等の中古車検索サイトと同様、末端の消費者が購入する場所ですので、高く売る事ができます。
買う側の消費者にとっては、中間コストが省かれているので、カーセンサーやグーネットで買うよりもちょっと安く買えます。
・安く買い叩かれないという事
売る人は買取店やディーラー下取りで売るよりも高く売れるし、消費者が買う相場は中古車検索サイトを見れば自分でも解るし(当然車屋さんと同等の値段では売れません、ちょい安い金額)、カババさんにも相談できるので、そもそも安く買い叩かれる心配がゼロ。
本当に高く売れたのかなあ・・という不完全燃焼感がゼロ、売却価格に納得感を感じられます。
・めんどくさい営業をされない
仲介してもらうだけなので、一切営業されません。
・次のお客さんとも会わない
仲介してもらうだけなので、次のお客さんと会う事はありません。
・全部仲介してくれる もちろん無料
カババさんで査定、写真撮影、出品、売れた後の名義変更、納車、アフター、保証、ぜーんぶ対応してくれます。
売る人がやる事は、指示された売却書類を準備、査定を受ける、欲しい人からの値段交渉や質問に答える、売れた後カババさんに車と書類を渡すだけ。
無料なのは、買う側からカババさんが手数料を取るので、出品者は、販売価格まるまるが手元に入ります。
・乗りながら出品できる
通常使用しながら、売れるまで乗る事が可能です。ただかなり走行が増える場合はダメです。
カババさんは車の保管場所が不要なので、買う側から手数料や納車費用を頂くだけでサービス提供が可能です。つまり中間工数をこれ以上無いほどに最小化しているため中間コストがかからず、売る人も高く売れて、買う人も中古車屋さんの小売価格よりちょっと安く買えて、というWIN WIN WINという三方良しの取引が構築できています。
<デメリット>
① 出品地域が限定されている点
東北地方、沖縄県、北海道および離島は対応できないそうです。
② 新しめの車がメイン
国内販売メインのため、7年落ち、70,000キロ以下が推奨されています。
カババさんの中古車販売サイトを見ると、古い車も販売されていますが、これは運営会社さんが買取した車両ですね。
③ すぐに売れない
出品しても次のお客さんが見つからない事には成約となりません。つまり、最高額で買うお客さんが来るまで時間がかかるという事です。
所有者の方は売れるまで保管場所が必要になります。そのため駐車場が1台分だけで、次の車の納車がブルペンで控えている状態であれば、せめて納車の1か月前くらいに出品しないとダメでしょう。
カババさんは、株式会社アラカンという会社が運営しています。親会社は東証一部上場企業で大手買取店の、ネクステージ株式会社さんです。
ネクステージさんは私もサラリーマン時代に取引先だったのですが、元々は名古屋の普通の中古車屋さんでした、2007年くらいからどんどん規模を大きくして、全国展開をしている車買取、販売店に急成長した会社さんです。
本業はガリバーやビッグモーターなどと同様、ガッツリの買取会社なのですが、ボッタくりしまくりの買取業界だけではなく(良い悪いではなく、買取店というのはボッタくりしないと生きていけないんです)。
ビッグモーター事件の後、ちょっと同じようなニュースで話題になりましたが・・
ただ、こういった消費者メリットを最大化したサービスを未来を見据えてカババをスタートしたのだな、と思い感心もしています。
運営元:株式会社アラカン